保険適応
月経困難症、過多月経に対して保険が適応されます。
効果
子宮内に装着して女性ホルモン (黄体ホルモン)を持続的に放出することにより、子宮内膜が薄くなることで、生理痛や月経過多などの症状緩和や、高い避妊の効果が期待できます。約5年間にわたり効果が持続します。再度の装着を希望される場合は、5年後に交換します。
メリット
子宮内膜への局所での作用ため、低用量ピルに比べ副作用が少ないとされ、毎日の内服も不要です。避妊効果を期待する人にも向いています。
デメリット
挿入時の痛み、不正性器出血、感染などがおこる場合があります。
挿入時期
月経が始まった日を1日目として7日目以内に挿入します。可能であれば4-7日目に挿入 することが望ましいです。
挿入時の費用
月経困難症などの診断で保険適応であれば | 約 11,000円 |
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避妊目的の自費診療であれば | 約 50,000円 |
※ 挿入希望の方は外来を受診下さい。診察の上、挿入の可否など詳しいご説明をいたします。